COLUMNコラム

2023.04.13
【矯正歯科・口腔育成】出っ歯や受け口だけじゃない?治したほうがいい歯並びとは

皆さん、こんにちは。
廿日市市の歯医者【かなりあ歯科・小児歯科】です

出っ歯や受け口であれば、見た目にもわかりやすく矯正治療を考える方も少なくありません。
しかし、治した方がいい歯並びは他にもあります。

今回の記事を参考に、ご自身の歯並びに当てはまっていないかをチェックしてみてください。

治した方がいい歯並びの種類

●叢生(そうせい)
別名は、乱杭歯(らんぐいば)といいます。
平成23年の厚生労働省が行った歯科疾患実態調査の結果では、12歳〜20歳の男女の前歯の不正咬合の44.3%が叢生に該当します(出典:厚生労働省e—ヘルスネット 不正咬合の種類と実態より)。
歯が入り乱れて並んでいる状態で、八重歯もこのうちのひとつです。

●上顎前突(じょうがくぜんとつ)
出っ歯のことで、前歯が唇側にでている状態です。
不正咬合の12.9%が上顎前突に該当します(出典:厚生労働省e—ヘルスネット 不正咬合の種類と実態より)。

●下顎前突(かがくぜんとつ)
受け口のことです。
前歯の3本以上のかみ合わせが上下反対になっている状態です。

●開咬(かいこう)
オープンバイトとも呼びます。
上下の奥歯はかみ合っているのに、前歯がかみ合わずに常に前歯に隙間がある状態です。

●過蓋咬合(かがいこうごう)
下の前歯が3分の2以上見えないくらい、上の前歯の噛み合わせが深い状態です。

●空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間の隙間が、全体的にある状態です。

●正中離開(せいちゅうりかい)
いわゆる、すきっ歯のことです。
上の真ん中の前歯の間だけに、隙間がある状態です。

歯並びの乱れを治した方がいい理由

●叢生(前歯のデコボコ、別名:乱杭歯)
歯が入り乱れて並んでいる状態で、食べかすやプラーク(歯垢)が溜まりやすいです。
そのため、むし歯や歯周病になるリスクがグッと高くなります。

●上顎前突(出っ歯)
前歯が唇側にでている状態で、口呼吸になったり、口元の見た目が悪くなったりしやすいです。

●下顎前突(受け口)
見た目にコンプレックスを抱える方も多く、滑舌の悪さや食事のしにくさなどのリスクがあります。

●開咬(オープンバイト)
滑舌が悪くなる、食べものが噛みきれないなどのリスクがあります。

●過蓋咬合
歯ぐきを傷つけてしまう、奥歯に余計な力がかかるなどのリスクがあります。

●空隙歯列
空気が漏れだし滑舌が悪くなり、見た目のコンプレックスも抱えてしまいます。

●正中離開(すきっ歯)
見た目の悪さからコンプレックスを抱えることがあります。
また、前歯の隙間部分の歯ぐきの中には、余分な歯(過剰歯)が埋まっている可能性が高いため診断してもらいましょう。


かなりあ歯科・小児歯科の矯正治療は、さまざまな歯並びに対応しております。
今回の記事で当てはまる歯並びがあった方は、一度ご相談ください。


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