COLUMNコラム
2022.12.22
【矯正歯科・口腔育成】かみ合わせが悪いとダメ?健康や発育への影響について
皆さん、こんにちは。
廿日市市の歯医者【かなりあ歯科・小児歯科】です。
見た目では歯並びがよくても、矯正治療を行った方がいい場合があります。
「え!コンプレックスもないのに矯正治療は必要ないのでは……」と思われたかもしれません。
じつは、上下の歯がうまくかみ合っていない場合は、矯正治療で改善するべきなのです。
なぜなら、健康や発育へ悪影響を及ぼすリスクがあるからです。
今回は、かみ合わせが悪いと、どのようなデメリットがあるのかをご紹介します。
かみ合わせに不具合があると起こるリスク①【口内】
- ●硬いものが噛めない
- ●むし歯や歯周病のリスクが高い
- ●一部の歯に負担がかかる
かみ合わせが悪いと、奥歯で食べものをすりつぶせない、前歯でおせんべいなどの硬いものが噛み切れず、食事に制限がでます。
また、かみ合う力が全部の歯に均等に分散されないため、一部の歯に過度な負担がかかり、歯の寿命を縮めるリスクがあります。
よく噛むことができないと、唾液の分泌量が減り、お口が乾燥してむし歯菌や歯周病菌の活動が活発になりやすいです。
かみ合わせに不具合があると起こるリスク②【全身】
- ●胃腸障害
- ●頭痛
- ●腰痛
- ●肩こり
かみ合わせが悪いと、体幹も崩れるため全身の不調が起こります。
原因不明の全身の不調がある方は、かみ合わせの悪さによるものかもしれません。
かみ合わせに不具合があると起こるリスク③【発育】
- ●顎が正常に発達しない
- ●脳が活性化されにくい
かみ合わせが悪いと、やわらかいものばかり食べるようになるなど食生活に偏りがでます。
これにより、脳に噛み合わせによる刺激が伝わらなくなります。
また、顎の筋肉や関節をあまり使わなくなり、顎の発達に悪影響を及ぼすのです。
すると、顎が正常に発達せずに将来的に歯並びが悪くなる、脳が活性化されないため集中力の低下などを引き起こします。
今はコンプレックスはなくても、かみ合わせが悪いと将来顔がゆがんでくるリスクもあります。
かなりあ歯科・小児歯科は、見た目だけではなくかみ合わせを重視した矯正治療を行っています。
かみ合わせを整えて、お口の中も身体も健康に過ごせるお手伝いをしますので、ご相談ください。